葬儀の参列で困らない為の指南書

葬儀に参列する際の手順を確認しておきましょう

2017年02月02日
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葬儀には故人を静かにお見送りするための手順があります。大前提として時間に余裕を持って会場に到着するようにしましょう。会場に到着したらまずは受付を行います。この際香典はバッグから取り出しておくようにします。むき出しのままで持つのはマナー違反になるため、ふくさなどに包んでおくと良いでしょう。お悔みを述べ香典を渡した後に記帳します。

返礼品の引換券を受け取った後は焼香まで待機します。通夜で香典を既に渡している場合は昨夜も来た旨を伝え、記帳のみを行います。式場では前から詰めて順に座り、係員の案内に従ってお焼香をします。前の人が済んだら心を込め、故人の冥福を祈りながらお焼香をしましょう。この際バッグは脇に挟むか人に預けるかしておき、数珠は左腕にかけておくようにします。

引換券を返礼品と交換した後どうしても時間がないという場合には退席することもできますが、葬儀は最初から最後まで参列するのが基本です。この後遺族が故人の柩を閉じ、最後のお別れをする「別れの儀」に参加を希望する場合は案内に従います。遠慮する場合には出棺見送りまで待機します。喪主の挨拶が済んだら出棺になります。冬であってもこの時だけはコートを脱ぎ、合掌して故人のお見送りをするようにしてください。ごく親しい間柄で遺族から声をかけられた場合のみ、火葬場へと同行する形となります。以上が葬儀の流れです。いざという時に慌ててしまわないよう、予め流れや取るべき行動をチェックしておきましょう。

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