葬儀の参列で困らない為の指南書

寺院や僧侶に対するお礼のお金や言葉

2019年12月17日
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葬儀が滞りなく終わってからは、宗教者への支払いも必要になります。ですが、事前には仏式の場合、寺院に連絡してお葬式と戒名の依頼をします。本来は出向いて依頼しますが、電話での場合には、失礼を詫びてから用件に入ります。

葬儀の日時に関しては僧侶の都合を先に伺うのが礼儀、また、初七日法要をいつ行うか、事前に話しておけば、後々の打ち合わせもスムーズになります。故人も、生前相談などを行っておいたり、寺院には定期的に墓参りし、僧侶とのコミュニケーションを取っておくことも必要になるでしょう。

例えば、檀家制度では、お布施を渡して葬祭儀礼を依頼します。喪主は、通夜の終了後に謝礼を渡します。お付き合いが深い寺院であれば、後日、挨拶まわりの際に持参することを事前に伝えておきましょう。もちろん、通夜に足を運んでいただいたことをしっかり伝えましょう。

ちなみに、精進落としを辞退されるケースでは代わりにお膳料とお車代を包みましょう。お礼となるお布施は、感謝の意を表し、今後の供養も依頼する気持ちを込めて包むもので、明確な料金設定がありません。大まかな金額が決まっているかもしれませんから、知識不足の旨を伝えてから相場を聞いてみるのもマナー違反ではありません。

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