日本でも三代集はと言われているのが浄土宗です。鎌倉時代に開かれた宗派であり、日本全国にお寺が点在していて信者も多数にのぼります。経典は浄土三部経と呼ばれ、南無阿弥陀仏と唱えることにより極楽浄土へ行くことができると信じられています。
さて、浄土宗の葬儀に参列する機会というのは、信者の方が多いこともあって度々あることです。そこで、この週は特有のマナーについて知っておくときっと役に立つでしょう。まず、葬儀に参列する際には、焼香を行います。
焼香は基本的に3回となっていて、出来るだけ個人に対する祈りの気持ちを込めながら、3回焼香を揚げることです。これは特段週は特有のマナーというものはなく、至極一般的な参拝の仕方であるので覚えておくと良いでしょう。
焼香のあげ方は一般的ですが、最後に合唱をすることを忘れないようにすることが大切です。お香典の書き方は、他の宗派とは少し異なっています。ご遺族に対してお香典を出す時には、御霊前もしくは御香典と書き記すようにします。これは参拝者には直接関係がありませんが、お寺に対してなにかお金を納める場合には、全て御布施という形を取ります。それ以外はマナー違反になってしまいます。