葬儀の参列で困らない為の指南書

多様化しているお葬式のスタイル

2020年11月04日
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今まで日本国内で執り行われる葬儀と言えば、仏式スタイルのものが一般的でした。現在でも日本のお葬式の約8割は、仏式スタイルというデータもあるようです。ただ、価値観が多様化している昨今、お葬式も仏式だけでなく様々なスタイルのものが執り行われるようになり多様化しています。

新しい形のお葬式として近年増えているのが家族葬です。家族葬とは故人の家族や親戚、ごく親しい友人のみと限られた人数の参列者のみで執り行うお葬式です。ご近所の方や会社の方、知り合いなど多くの参列者が訪れる一般的なお葬式の場合、遺族が参列者への挨拶に忙しくゆっくり故人を見送ることができないと感じるケースも少なくありません。

家族葬であれば少ない参列者のみで執り行うこともあり、故人へのお別れをしっかり行う時間を確保することが可能です。また、家族葬の他に増えているのが音楽葬や生前葬です。音楽葬は文字通り、故人が好きだった音楽などを流して執り行うお葬式のスタイルです。

生前葬は自分が生きているうちにお葬式を行い、家族や友人、知人などに挨拶や感謝の気持ちを伝えるスタイルとなっています。このような今までなかった新しいスタイルのお葬式は自由葬と言われており、自分らしいお別れを演出したいという人に選ばれているようです。

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